包茎手術は必ずしも必要かどうか個人差が出てきます
包茎手術は受けた方が良いのだろうか?と悩んでいる人の場合、手術に対する心配があると思います。
日常生活だけで考えると包茎の種類や状況によっては、必ず手術を受けた方が良い人も。
そうでなかったとしても、ふとしたきっかけで手術を決意するという例もあります。
どのような人が手術を早急に、しかも必ず受けた方が良いのか?
手術を急ぐ必要が無いという人でもどのようなタイミングで包茎手術を決意したのか?検討していく際の参考としてご覧ください。
必ず包茎手術を受けた方が良いケース
まず包茎手術を必ず受けた方が良く、しかも早めに相談した方が良いのは包皮がむけない真正包茎の方と、包皮の先端部分が狭く、包皮を剥くと締め付けが強いカントン包茎の方です。
真正包茎の方については、充分な勃起もできず、セックスの時にコンドームも外れやすくなるといったトラブルもあり、充分にセックスを楽しめないという問題が。
そして包皮がむけない分、内部で恥垢がたまりやすくニオイの原因となりますし、包皮内を洗浄できないので、尿が残る、雑菌の繁殖しやすくなる、雑菌が原因で尿道炎をおこしやすい等の問題が出てきます。
カントン包茎の場合は、包皮を剥いた際に亀頭の根元が締め付けられる問題がありますが、元に戻らなくなる事も。
そのまま亀頭の根元部分で水膨れを起こして相談に来る例もあります。
放置していると亀頭が壊死してしまう可能性もありますので、すぐに手術を受けるようにしてください。
多くの方が見た目を気にして包茎手術を受けています
乳幼児や幼少期の時の包茎に関しては様子見をする病院が多いです。
思春期が終わった後でどのような状態かを見て検討、相談すると良いでしょう。
仮性包茎の場合は包皮を剥くことが出来るので、判断には個人差があります。
特に受けなくてもいいかなと思って受けないという人もいますが、旅行や温泉など人目に付く時も気にならないようにといった「見た目」の理由で包茎手術を受ける人も多いです。
また、好きな人が出来た際に見た目や衛生面の配慮で包茎手術を受けるという人も。
そして美容外科では60代や70代といった年代の人も包茎手術を受けています。
その理由は孫に見られた時や介護の時に見られるのは恥ずかしいと言った理由からです。
包茎手術は1度受ければ大丈夫なので、早めに受けた方が悩みの解消もしやすいでしょう。
衛生面やトラブルを考えると受けておいた方が良いかも
なんとなく包茎手術を急いで受けなくても大丈夫な仮性包茎の場合、もう一つ、手術を検討した方が良い理由があります。
それは衛生面についてです。
仮性包茎は包皮を剥くことが出来る状態ですが、勃起をしていない通常状態は包皮をかぶっている状態です。
ペニスの亀頭周辺は乾燥させる事で清潔を保っているのですが、通常時に包皮をかぶっているとその分乾燥もしにくい状態ですし、雑菌も繁殖しやすくなります。
そのため感染症のリスクが包茎ではない人に比べて若干ありますので、パートナーの事を配慮して包茎手術を受けるという人もいます。
また、包皮で陰毛を巻き込むと痛みや違和感が出てきます。
場合によっては亀頭部分や陰茎の炎症を起こしやすくなるといった亀頭包皮炎の心配もあるのです。
このページのまとめ
包茎手術に関しては、真正包茎、カントン包茎の方は早めに
美容外科に相談をして手術を受けた方が良いでしょう。
仮性包茎の方も早めに手術を受けた方が炎症などのトラブルも起きにくくなりますし、見た目の悩みも解消できます。
ただ、包茎手術はどこの泌尿器科でも良いという訳ではありません。
手術の仕上がりによっては、あきらかに「包茎手術をした」とばれてしまう場合も。
自然な見た目やきれいな仕上がりにするためにも美容外科での相談、包茎手術を検討してみてください。