充分な性行為が出来ない!?真正包茎は日常生活でも問題が出る場合がある
真正包茎に関しては、小さい頃に親が見つけて小児科の先生や泌尿器科で相談するという例もあります。
日本では一般的に様子見をするといった判断が多いですが、宗教上の理由やお国柄によっては早めに手術を行う場合も。
真正包茎の状態でも日常生活を送れはしますが、包茎だからこその問題点も出てきます。
好きな人が出来てお付き合いに発展しても性交時に問題が出てしまうといった悩みも出るようになるので、最終的には手術を検討した方が良いでしょう。
真正包茎の特徴を解説・地域的な理由や宗教上の理由で手術を行っている例も
真正包茎はペニスの先端にある包皮口自体が狭い状況。
そのため向いて亀頭を露出させるという事も出来ない状態です。
今では乳幼児検診の段階で、小児科の先生から包茎かもしれないといわれる事もある程度でしょうか。
場合によって心配になった親が小児専用の形成外科に相談しに行く事例もあります。
日本国内にいおいて多くの場合は、子供の時点で様子を見る事も多いのですが、思春期を過ぎたあたりでもスムーズに包皮を剥くことが出来ない状態の場合は、真正包茎と判断してよいでしょう。
ちなみに文化の違いで早めに手術を行う例もあります。
例えばアメリカでは乳幼児期に7割近くの子が環状切除術を受けるといった傾向があります。
他にも宗教上の理由では、イスラム教やユダヤ教の新生児に割礼(かんれい)と呼ばれる包茎手術を行う習わしがあります。
真正包茎は衛生面での問題が出てきます
真正包茎で生活を送っていく上で出てくる問題点として衛生的に良くないという部分が出てくるのですが、その一つとして排尿があります。
排尿をする時に、先端部分が風船のように膨らんでしまう事があるのです。
尿をスムーズにまっすぐ出すことが出来ない状況になりやすく、色々な場所に飛び散ってしまう可能性も。
また、包皮に包まれた箇所は恥垢がたまりやすいというのと、排尿時の尿が残ってしまう事があります。
代謝によって出てくる恥垢によりにおいが強く感じる事もありますし、場合によっては悪臭に感じる事もあるのです。
通常は、乾燥気味な環境を心がけておくと清潔を保つ事が出来るのですが、真正包茎の場合は難しく、雑菌が繁殖してしまう事も。
包皮先端の炎症で亀頭包皮炎が起きたり、尿路感染が起きる可能性も高くなります。
真正包茎は充分な性行為が難しいです
真正包茎では、先細りのペニスになる傾向があるのですが、それ以前に性交渉に問題が出てきます。
真正包茎は亀頭が包皮に覆われているという都合上、刺激を感じにくい状態です。
そのため、不感症気味になってしまう問題点があります。
更に、勃起をしようとしても包皮に締め付けられたような状況になるので勃起をした時は痛くなるという例が多いです。
痛みを我慢しながらの性行為はストレスになるので満足のいくセックスが出来ません。
もし、セックスをしようとしても、コンドームをした時に外れやすくなるといったトラブルがあったり、刺激を感じにくい状況から遅漏気味になる傾向も。
もし、お子さんを望んでいる場合は、射精した時にも充分な量の精子を出せない時もあるのです。
このように性交渉の時に色々な問題が出てきます。
このページのまとめ
真正包茎の状況での日常生活に慣れてしまう事が多いようですが、炎症やニオイ、感染症のリスクが高いといった理由から手術の相談をする例もあります。
また、性行為を考慮して手術を検討する等、タイミングは個人差があります。
真正包茎の状態のまま生活していく事も可能ではありますが、色々なデメリットを考えると手術をおすすめされる医師が多いです。
真正包茎の手術は泌尿器科でもできますが、手術をした跡が目立たないようにしたいというようであれば
美容外科での手術を検討してみてください。