包茎手術では溶ける糸・溶けない糸、どちらを選ぶべきか?
包茎手術を行っている美容外科を色々と探している時に色々と知りたい情報をチェックできます。
その時にどのような手術方法を行っているかという情報や、どの糸を使用しているかといった情報も参考になります。
この時に気になるのが溶ける糸と溶けない糸、2つ種類がある事。
手術の糸によってどのようなメリットやデメリットがあるのか?という部分についてお話していきます。
自分にとってどちらの糸を選べばよいのかも含め参考にしてください。
溶ける糸ってどんな糸?どんなメリットがあるの?
溶ける糸は吸収糸と呼ばれており、合成の吸収糸を使用しているクリニックが多いです。
抜糸の必要が無く、個人差や糸の種類にもよりますが、一般的に2週間から4週間かけて体内に吸収されていくタイプの糸です。
手術では抜糸することが出来ない体内での縫合で使用される事が多いのですが、包茎手術でも使用されるようになっています。
包茎手術を行っている
美容外科の場合、遠方から手術に来られる方もいらっしゃいます。
この時に手術後の抜糸のために通院するという状況が難しいという人もいるのです。
技術面や信用面を考慮してせっかく良い美容外科を見つけたけれど、遠いから通院は難しい、でも手術はお願いしたい。
そんな状況の人でも溶ける糸を使用して手術を行う事で、抜糸による通院は省略する事が出来ます。
従来の溶けない糸の特徴を確認
溶けない縫合糸はナイロン糸を使用した縫合です。
ナイロン糸だと吸収される事が無いので、縫合した1週間後に抜糸をするため再度通院するという事になります。
なので、通院できるという人はナイロン糸で縫合しつつ、抜糸の時に一緒に術後経過を見てもらうという方が安心感もあります。
溶ける糸と溶けない糸での価格の違いもそれほどありませんので、どちらか選べるようになっているクリニックが多いです。
ただ、これは美容外科によって出てくる違いですが、溶けない糸を使用した方がやや値段が上乗せされる場合も見られます。
上乗せの価格はクリニックでまちまち。
数万円違うという例もありますので、確認の上、どちらの糸を使用するか検討してみてください。
より見て目にも自然に、キレイに仕上げるために
溶ける糸と溶けない糸、どちらか迷っているという場合は、もし後日通院が出来るようであれば面倒かもしれないですけれど、溶けない糸を選択する事をおすすめします。
溶けない糸は通院の必要が無いのですが、日数経過と共にプチプチ切れて短い糸が飛び出ているような見た目になります。
この残った糸が原因で炎症を起こす例もあり、傷自体がキレイに治りにくくなる事があります。
手術の仕上がりにも影響してくる可能性が出てくるのです。
より自然にな仕上がりを求めるようであれば、炎症リスクの少ないナイロン糸を選択した方が無難でしょう。
また、手術したとわかりにくい自然な仕上がりになるためにも亀頭直下法で手術してくれる美容外科をおすすめします。
このページのまとめ
包茎手術はデリケートな問題。
なるべく通院回数は少なく済ませたいと考えると溶ける糸を使った方が抜糸に行く必要はないけれど、傷の治り具合に影響してくるかもしれません。
必ずといった事ではないですが、出来るだけリスクは避けたいもの。
仕上がり重視を考えるようであれば、溶けない糸で手術を行える美容外科を探してみましょう。
そして念のため、手術前の診察の時にどちらの糸を使用するのか、質問してみると良いでしょう。