バストの大きさが左右で違ってしまうことがあるって本当？

胸は左右非対称が普通！？女性のバストというと、左右対称というイメージがありますが、実は一般的な方の胸は左右非対称なのです。「そんな胸、見たことない？」と思う方もいるかもしれません。しかし、よほど親しい方でない限り、女性でも自分以外の胸をじっくりと見る機会はないでしょう。左右で1カップ以上違うという方は稀ですが、3分の1カップ位は違う方なら珍しくありません。

なぜ、非対象になるの？

胸は、乳腺と脂肪で膨らんでいます。さらに、乳房の下には大胸筋という筋肉があるのです。体を鍛えた男性は、厚い胸板をしていますね。女性も同じように筋肉を鍛えれば胸板が厚くなるのです。しかし、大胸筋は広いので、均等に鍛えるには意識してトレーニングをしなければいけません。また、片方の肩にだけ重い荷物の入ったバッグをかけたり姿勢が悪かったりすると、筋肉のつき方に偏りが出てしまうのです。すると、胸の大きさも左右で変わってくるでしょう。

授乳期間で変わることもある

出産経験がある方ならば、授乳で乳房の形が非対称になることもあります。出産をすると乳腺では母乳を作りだします。すると乳房は約2カップ大きくなるのです。しかし、赤ちゃんは両方の乳房を均等に吸ってはくれません。お母さんの方も授乳しやすい乳房というのが或る程度決まってきます。ですから、母乳をよく作る乳房とあまり使われない乳房では、大きさが変わってくるのです。

ブラの形も大事

乳腺と脂肪というのは非常に柔らかく、流動的なものです。そのため、体に合わないブラをしていると乳房の形が左右非対称になることも珍しくないでしょう。大きい胸ほど自分に合ったブラをしなければ胸の形は悪くなりやすいのです。今は、安価な量産品のブラも多いですが、左右非対称の胸が気になる方は一度オーダーでブラジャーを作ってみましょう。

まとめ

イラストやポスターで見る女性の胸は、左右対称ですが実際の女性の胸は左右非対称であることが多いのです。気にならないレベルの方が多いのですが、中にははっきりと分かるくらいに違ってしまい、悩んでいる方も多いでしょう。 胸の大きさは脂肪の量と乳腺の発達具合、さらに、胸の下の大胸筋の発達度によって異なります。ですから姿勢や筋肉の発達具合によって胸が左右非対称になってしまうのです。さらに、授乳によって左右非対称な胸になってしまう方も少なくありません。 胸の非対称は、姿勢や生活態度である程度直せます。また、ブラジャーのサイズや体へのフィット具合も大切です。あまり体に合わないブラジャーを無理に使っていると、胸の形がどんどんいびつになってくるかもしれません。大きな胸の方ほどオーダーのブラを使ったほうがよいでしょう。