バストの除去とはどういうこと?
今でこそ、脂肪注入やヒアルロン酸注入などいろいろな方法がありますが、20年くらい前までは、シリコンバッグなどの異物を入れる方法が主流でした、いまでも、2カップ以上のサイズアップをするためには、シリコンバッグを入れる方法が最も確実です。しかし、異物ですから、いつかは劣化します。古い豊胸バッグはそれだけ技術も古いですから、10年~20年が寿命といわれています。この期間が10年もありますが、生活習慣や本人の体質で寿命はそのくらい変化するのです。
劣化したバッグを放っておくと?
劣化したバッグを放っておくと、その周りに炎症が起こります。豊胸手術をしてだいぶ時間がたったのに胸に痛みを感じる場合は、炎症を起こしている可能性が高いでしょう。この炎症を放っておくと、カルシウムが凝固して石灰化を引き起こします。すると、乳がんの検診などでがんと疑われることがあるでしょう。また、乳房自体も硬くなったり表皮がぼこぼこになったりします。そのため、早い対処が必要です。
バストの除去とは?
バストの除去とは、美容外科で行うアフターケアの一種です。劣化した豊胸バッグを除去し元通りに乳房を整形したり新しいバッグを入れたりします。どちらを選ぶかは個人の自由ですが、バッグを取ればそれだけ乳房は小さくなるでしょう。ただし、年を取ってから大きなバッグを入れると不自然に胸だけが大きくなります。ですから、前よりも小さなバッグを入れるなど自然に見えるように工夫が必要です。
豊胸手術をしてもらった病院で手術を受けるのが一番ですが、もう病院がなかったり遠くだったりした場合は、麻酔手術をしてくれるところを選びましょう。
まとめ
シリコンバッグなど、異物を入れる手術の場合は、その異物が経年とともに劣化していきます。一生入れ続けられる人はまれです。大抵は10年~20年たつと除去や交換が必要になりますので、注意しましょう。
劣化したシリコンバッグを放っておくと、周りに炎症が起こり石灰化という現象が起こります。これは、カルシウムが回りに固まった状態のことで、乳がんと間違えられた里シリコンバッグの破損を引き起こします。ですから、放っておいてはいけません。
劣化したシリコンバックは
美容外科で手術をして取り出し、新しいバッグと入れ換えます。年とともに自然なバストに見えるようにバッグの種類を変えたりバッグを入れなかったりしましょう。詳しくは医師と相談してください。