傷跡・タトゥー除去 美容コラム3 1枚目の画像

タトゥー除去で注目されているピコレーザーはどのような種類があるのか?

タトゥーを入れた事に後悔しているという人は、美容外科でタトゥー除去をする事も可能です。 以前は切開や皮膚移植を行う手術でしたが、ここ最近はレーザーを利用したタトゥー除去が一般的。 レーザー機器では色々な種類がありますが、ここ最近はピコレーザーが注目されています。 ピコレーザーにも色々な種類がありますので、自分のタトゥーの場合、どの機器が有効なのか知っておくとクリニックを選ぶ際にも便利です。 ピコレーザーについて解説していきます。

タトゥー除去でピコレーザーが支持される理由

傷跡・タトゥー除去 美容コラム3 2枚目の画像 タトゥー除去に関して美容外科でカウンセリングをしてもらい、その人の状況に合わせた治療法を提案していく事になります。 希望や範囲によって手術を行う場合も。 タトゥー部分を切除して縫い合わせる方法、直接削り取る削皮法、そして皮膚移植を行う手術法です。 いずれも広範囲の場合は数回に分けて行う治療です。 そしてタトゥーのカラーによってはレーザー照射が有効な場合もあります。 これまで一般的にはQスイッチレーザーを使用する方法でタトゥー除去を行ってきたクリニックが多いです。 Qスイッチレーザーではナノ秒単位でのレーザー照射を行っていました。 一方、ピコレーザーに関しては、ナノ秒の1/1000となるピコ秒でのパルス照射を行うので、Qスイッチレーザーで除去しきれなかったタトゥー除去も可能になりました。

ピコレーザーであればどれでも良いわけではない

傷跡・タトゥー除去 美容コラム3 3枚目の画像 タトゥー除去ではQスイッチレーザーよりもピコレーザーの方が効果的なのですが、ピコレーザーを導入している美容外科であればどこでも大丈夫という訳でもありません。 ピコレーザーにも種類があり、各機器で得意としているタトゥー除去があります。

▼黒色や青色のタトゥー除去に適したピコレーザー

  • キャンデラ社製 ピコウェイ
  • Quanta社製 ディスカバリーピコ
  • キュテラ社製 ピコエンライトン
  •   いずれも波長が532nmと1064nmになります。

    他のカラーにも対応できる機器

  • サイノシュアー社 ピコシュア
  •  波長は755nm・532nm
  • ルートロニック社製 スペクトラピコ
  •  波長は1064nm・660nm・595nm・532nm

    黒や青以外のカラーが入っている場合は上記の2種が有効です。

    どの機器を導入しているかチェックするのがおすすめ

    傷跡・タトゥー除去 美容コラム3 4枚目の画像 レーザーを照射する事で手術を行わずにタトゥー除去を出来るというのが最大のメリット。 美容外科では様々なレーザー機器を導入していますので、タトゥー除去ではどの機器を使用しているか、事前にチェックしてみてください。 黒色や青色の単色であれば、ピコウェイやディスカバリーピコ、ピコエンライトンを導入しているクリニックでも効果は実感しやすいです。 他のカラーが入っている場合はピコシュアかスペクトラピコに注目してください。 世界で初のピコレーザー機器として登場し、美容外科や美容皮膚科で導入されている事が多いのがピコシュア。 波長種類が多いスペクトラピコに関してはまだ導入されているクリニックが少なく、費用も高い傾向があります。

    このページのまとめ

    タトゥー除去に関して、今では色々な方法があるので状況によってよりベストな選択が出来るようになりました。 ただ、手術に関しては、行った箇所はすぐに取り除けるといったメリットがありますが、レーザー照射の場合はすぐに除去するのは難しいので、その点だけは理解しておいてください。 複数回照射を行う方法で徐々に薄くなっていくという治療法になります。 ピコレーザーでのタトゥー除去を検討しているようであれば以下のクリニック一覧も参考にしてみてください。