AGAの治療をしながら発毛治療もする！

最近抜け毛もひどいし髪が薄くなってきたと思ったらAGAだった。 そんな時にまず検討してほしいのがAGAの治療です。 AGAは進行性なので進行をストップさせる治療を行います。 飲み薬では脱毛の進行を止める働きのみになるので、ミノキシジルを利用して発毛促進させる治療も行います。 他にも発毛治療を行ったり植毛を行って薄毛を改善させる方法、選択肢があります。 自分のAGAをどのように治療していきたいか？どのような治療方法を扱っているか？という部分も含めてクリニックを探していきましょう。

飲み薬の処方だけでは充分に治療しきれない可能性が

薄毛が気になると思っていたらAGAだったとわかった際にAGA向けの治療を開始します。 一般的に多い治療法としてプロペシアという薬のフィナステリド成分や、ザガーロという薬のデュタステリド成分を利用した飲み薬での治療、そしてクリニックによってはミノキシジルも取り扱っている場合もあり、並行して一緒に処方する治療法になる事も。 プロペシアやザガーロは、テストステロンという男性ホルモンから脱毛因子のテジヒドロテストステロン（DHT）に変わり脱毛してしまうのを防ぐ働きがある薬です。 AGAの進行を止める働きはあるのですが、髪を増やす効果はありません。 そこで血行を良くして発毛効果があるミノキシジルも一緒に処方して（内服薬、外用薬両方あります）発毛効果も期待するといった治療法が多いです。 ただ、ミノキシジルだけでは充分に発毛されないという場合もあります。

発毛治療を並行して行うクリニックもあります

そこでAGA治療を専門に行っているクリニックではプロペシアやザガーロを処方して脱毛を防ぎながら発毛治療を並行して行うという方法も行っています。 発毛効果がある成分を直接頭皮に注入する方法で発毛させるHARG治療とメソセラピーなどです。 どちらも針を使用し、頭皮の下に直に注入するという方法なのでどちらも似たような治療法に見えてしまいがち。 HARG治療とメソセラピー治療では注入する成分に違いがあります。 メソセラピーは成長因子や発毛に有効な成分を頭皮に注入する方法。 そしてHARGも発毛に脂肪由来の幹細胞を元に作られたHARGカクテルを注入するという治療を行っている場合が多いです。

自毛植毛という選択肢も

AGAの治療をしていく上で植毛という形で治療を行う例もあります。 植毛には人工植毛や自分の髪を使用した自毛植毛がありますが、自毛植毛の方が定着率も良い事が知られています。 植毛をしてから一定期間後に一度抜け落ちてしまいますが、再び生えてくるようになります。 自分の髪を利用するのでうまく定着してくれたら普通に伸び続けてくれますし、何より自然な仕上がりです。 植毛を検討する場合は植毛を得意とする専門的なクリニックを選ぶのがおすすめ。 もしくは多くの症例をこなしている美容外科クリニックを選ぶようにしてみましょう。 以前はストリップ法という広範囲での移植でしたが、ここ最近ではFUE法という毛根を一つずつ採取して植毛する技術も登場しています。

このページのまとめ

AGAは進行性の脱毛症なので、まずは治療することが先決。 飲み薬を利用して進行を止める治療を行います。 そして脱毛を止めつつ、発毛治療も行う事で薄毛を徐々に改善していく事も可能です。 AGA治療を行っているというクリニックでは、チェックしてみると飲み薬の処方のみしか扱っていないという医療機関も。 もし、薄毛を改善させて徐々に目立たなくする状態まで治療をしたいというようであれば発毛治療も後から並行して行う事が出来るクリニックを選びましょう。