AGA治療のHARG療法やメソセラピーで利用されるダーマローラーとは?
AGA治療では飲み薬での治療が一般的ですが、血液検査の結果、飲み薬を使用できなかったと
いう人や、思うような効果が出なかったという人もいます。
ただ、治療法はこれだけではありません。
利用できる別の治療法としてHARG療法やメソセラピーがあります。
HARG療法やメソセラピーは効果的という話がある一方、痛みがあるという話もあり、治療を続けられるか心配する人も。
痛み対策としてダーマローラーを取り入れているAGA対応の
美容外科クリニックもあります。
HARG療法やメソセラピー治療で気になる事といえば
AGA治療では一般的にプロペシアをはじめとした飲み薬の処方で様子を見つつ発毛治療を行う場合が多いです。
この時にミノキシジルを使用する事もありますが、HARG療法やメソセラピーを行う事もあります。
HARG療法は決められた内容のHARGカクテルを使用します。
メソセラピーの場合はクリニック独自で成長因子やビタミン、ミネラルなど発毛に有効といわれている成分を使用する治療法です。
HARG療法やメソセラピーでの違いは使用する成分の違いといった部分もありますが、共通しているのは頭皮に直接、有効成分を注入するという治療方法です。
そのため、効果はミノキシジルの服用に比べれば実感もしやすいといったメリットがあるのですが、その反面、注入時の痛みが気になるといった意見もあります。
ダーマローラーはどのようなものか?
HARG療法やメソセラピーの治療では実際に注入時の痛みがつらいからといった理由で治療を途中で断念してしまうといった例もあります。
HARGやメソセラピー治療を行っている各クリニックでは痛み対策を行っています。
針を極力細くしたり、針を使わない注入を行う、もしくは麻酔を使用して痛みを感じにくくするといった方法です。
その対策の一つとしてダーマローラーを使用しているクリニックも。
ダーマローラーといえば女性が美容目的で使用する事でもお馴染みです。
ダーマローラーの先についている小さめのローラー面に細かい針がたくさんついています。
注入するカクテルを塗り、ダーマローラーを転がす事で細かい針が皮膚に刺さり薬液を肌の下に浸透させることが出来ます。
ダーマローラーを使用するメリットとデメリット
ダーマローラーを肌に使用する事で得られるメリットとしては、目に見えない程度の細かな傷をつけるといった特徴があります。
この微小の傷を治そうとする肌の働きで線維芽細胞が肌の再構築をする働きをするのです。
頭皮下のコラーゲンの産生も行ってくれるなど健やかな頭皮作りにも役立ちますし、そして何より、針を使用した注入に比べると格段に痛みは感じにくいです。
なので、痛みが気になるという人にとってはダーマローラーを使用したHARG療法やメソセラピーは良いイメージになると思います。
ただ、実際にHARG療法やメソセラピーを導入していてもダーマローラーといった方法は行っていないクリニックもあるのです。
理由としてはダーマローラーで細かいキズをつける程度の方法より、直接注入した治療の方が効果は出やすいという点を優先させているといったクリニックもあります。
このページのまとめ
ダーマローラーを使用した際のHARG療法やメソセラピーの治療のメリットやデメリットが分かったと思います。
ただ、より効果的にといった部分を優先して治療するためにも、まずカウンセリングでHARG療法やメソセラピーの治療での痛み対策はどのようにしているかを確認してみてください。
麻酔を使用する事で治療中の痛みは気にしないで行える場合もあります。
AGA治療ではHARG療法やメソセラピーの治療は効果を実感している人も多いので、より効果的な治療が出来るよう、医師と相談してみてください。