ここが知りたい!わきが・多汗症の治療は保険で出来るのか?
寒い時期を乗り越えてだんだん気温が上がってくるようになると、気になるのが汗やニオイの問題。
特に自分が
わきがや多汗症かもしれないと心配している人にとっては憂鬱な時期になります。
今では様々なわきが・多汗症治療が出てきていますが、気になるのが費用ではないでしょうか。
そこで注目するのが保険治療が出来るのか?という部分です。
わきがや多汗症治療を保険で出来るのか?その場合はどのようにクリニックを選ぶべきなのかといったポイントも含めてご紹介していきます。
わきが治療を保険で行いたい場合は
わきが治療を保険で行いたいという場合、一般的には手術を行います。
手術法は剪除法(皮弁法)と呼ばれる手術です。
ワキの部分を切開して、切開した部分の皮膚をめくり、アポクリン腺を直接取り除いていきます。
手術は局所麻酔で行うので日帰りが可能。
切開した部分は縫合するため、2日~3日程度圧迫した方が良いですし、10日後に抜糸する必要があります。
また、10日程度はわきをしめる体制を意識しつつ、安静にしている必要もあり、運動は控えるように指導されます。
医師が目視で確認をしながら手術を行うので確実性も高いですし、切開する部分はわきにできたシワ部分を利用する形で切開するので後々極力目立ちにくい形で手術する事も可能です。
わきが手術を検討する際のクリニック選び
保険治療で行う剪除法(皮弁法)と呼ばれる手術法をご紹介しましたが、手術を行う医師の持っている技術次第という部分は気になるところです。
手術方法は大体、把握できたと思いますが、どの程度アポクリン腺を取り除くのかは医師の技量と経験も必要になってきます。
あまりそぎ落としすぎると粉瘤のようなできものが出来てしまう例もあるからです。
もし、手術による治療を検討している場合は、手術や縫合に対して高い技術力を持ち合わせている形成外科医が在籍しているクリニックを選ぶ事をおすすめします。
また、術後の過ごし方によって傷跡が残りやすい手術法でもありますので、術後、極力安静をするように指導してくれるクリニックか、術後のアフターケアはどのようになっているか、という部分も聞いた上で判断すると良いでしょう。
多汗症は症状によって保険適用される治療法がある
わきがと同様に悩んでいる人が多い症状として多汗症があります。
人より汗をかく量が多い事で嫌な思いをしたという経験はありませんか?
この多汗症も症状によっては保険での治療が可能です。
多汗症の治療の一つにボトックスを使う治療方法がありますが、重度だと判断された場合、保険での適用を受け治療を受けることが出来ます。
ボトックスは注射での治療なので手術ではありません。
一般的にボトックスを半年間隔で注射していく治療法となります。
ボツリヌストキシンというボツリヌス菌を注射する事で、約半年間汗を止める事が可能です。
ただ、いきなりボトックスによる治療が行われる事は少なく、塩化アルミニウムの外用剤を処方し、使用してもらってから効果が認められないという時に行われる治療法になります。
このページのまとめ
わきがや多汗症の治療に関して、保険で行える治療はどのようなものがあるのかをご紹介しました。
特にわきがの場合は手術になりますので、後々傷跡が残りにくい治療を検討してみるのもおすすめ。
ここ最近では保健適用されないものの、ミラドライなど切らずに効果的なわきが、多汗症治療が可能になってきています。
美容外科クリニックで行っている治療内容に違いがありますので、まずはどのようなわきが治療・多汗症治療があるかをチェックしてみましょう。