除毛クリームは肌に良くないの?セルフ脱毛によくある落とし穴

除毛クリームは肌に良くないの?セルフ脱毛によくある落とし穴

塗るだけでムダ毛を処理できる除毛クリーム。脱毛クリームとも呼ばれ、安価で気軽に手に入るアイテムが肌を傷めるなどの口コミもあります。本当のところは?ここでは、メリットデメリットを紹介します。

除毛クリームは肌を傷める?毛が濃くなるのは本当

除毛クリームは、気になる部位に塗ってふき取ったり洗い流すだけの簡単な自己処理アイテムです。ドラッグストアなどで気軽に購入できることからも、学生から社会人まで多くの人に利用されています。 ところが、「除毛クリームを使い続けて、ムダ毛が濃くなってきた」「肌荒れがひどくなった」などのトラブルを感じることはないでしょうか。 非常に便利なグッズだからこそ、除毛クリームの仕組みを理解し、使用法を守って使うことが大切です。

除毛クリームの仕組み

除毛クリームの仕組み ムダ毛は髪の毛と同じで、タンパク質から作られています。服などに染み付いたタンパク質汚れが落ちなかったり、黄ばみとして残って困ったことはありませんか? タンパク質は特殊な溶剤でなければ、落ちたり溶けたりすることはありません。ムダ毛も同じように、特殊な薬剤でなけでは溶けないのです。 除毛クリームには、ムダ毛を溶かす薬剤が含まれています。それを一定の時間塗って放置することで、ムダ毛がやわらかくなり除毛しやすくなります。 肌に塗るものですから、低刺激で肌に問題ない薬剤を使い保湿成分などをブレンドして使いやすいように作られています。 昔と比較すると、強い匂いも抑えられていますし、肌の弱い人向けの「低刺激」な商品も発売されています。 また、男性の濃いヒゲや体毛向け商品など、用途によって選びやすくなりました。

除毛クリームでムダ毛は太くはなりません

除毛クリームでムダ毛は太くはなりません 除毛クリームが効果を発揮するのは、目に見えている・生えているムダ毛だけです。肌の奥の毛根部分から溶かすわけではありませんし、ムダ毛の太さによっては、除毛した毛穴が黒く見えてしまうでしょう。 また、数週間でムダ毛は伸びてきますので、それが「濃く見える」「太くなった」と勘違いしてしまう原因です。 除毛クリームはムダ毛を太くしたり、丈夫にするような成分は含まれていませんので、毛が濃くなるということはありません。 どうしても、除毛したあとに短く生えてくると目立ってしまうのが気になるということでしょう。 ただし、即効性はありますしコストパフォーマンスを考えると脱毛サロンに通うよりもお得です。自宅で簡単ですし、太い毛も産毛もスッキリときれいになります。

除毛クリームにはこんなデメリットもあります

除毛クリームにはこんなデメリットもあります 除毛クリームでは、完全な脱毛はできません。あくまでも一時的な脱毛ですから、生えたらまた使うを繰り返します。 また、ある程度の毛が生えなければ上手く脱毛できなかったり、使える部位が決まっています。デリケートな部位に使えるものもありますが、粘膜などには使えませんので注意しましょう。 低刺激ではあっても、使い方を間違えると肌ダメージが大きくなります。それだけでなく、何度も使うことで湿疹ができたりかぶれが広がり、除毛クリームを使えなくなってしまいます。 かならず、使用前にはパッチテストを行うことや短期間に連続して使わないなど、自分の肌をいたわりながら使うようにしてください。 肌トラブルが治らない、深刻な状態になる前に、しかるべき医療機関でしっかり診察を受けるようにしましょう。

一時的な脱毛に満足できないなら脱毛専門店

除毛クリームは便利ですしコスパもいいです。「学生のように脱毛にお金を掛けられない」人にはおすすめです。ですが、完全にムダ毛がなくなるわけではありませんし、肌トラブルを考えると「使い続ける」ことに疑問もあります。 「肌が弱いので安全に脱毛したい」「子供がムダ毛で悩んでいるが除毛クリームを使うのは怖い」「全身の脱毛を考えている」のであれば、脱毛専門店がおすすめです。 値段や手軽さ、コスパでは除毛クリームが優れていますが、「安全性」「安心感」「肌への影響」を考えると、プロに脱毛をお任せするのが一番です。 脱毛サロン・クリニック共に、無料カウンセリングを受けられますので、まずは肌の悩みを相談してはいかがでしょうか。